参照ファイル表示切り替えツールを開発しました。 ― 2010年10月13日 15時50分36秒
ラスターデータとかベクトルデータ関係なしにオンオフが切り替えできるものを作りました。
内部で
これは凄い!
と絶賛のものです。
参照されているラスターをカテゴリ(上のウィンドウ)に種類別に分ける事ができて、
チェックのオンオフごとにアイテム(下のウィンドウ)に表示、非表示ができます。
またカテゴリごとにまとめてオンオフができます。
例えば画像で言えば「オルソH18」を全てオフとか。
今まではイメージマネージャとか参照ファイルウィンドウとかであちこち操作してましたがこれで一括管理。
またスペースキーを押す事でオンオフが、パラパラ漫画のように切り替えできます。
近年の入力作業に必須な色んな資料の参照に強くなるためのものです。
ラスター画像を色付きで透過させるツール開発 ― 2010年10月04日 11時38分27秒
ベクトルデータでなくて、ラスター画像を参照する事がここ最近多くなってきました。
道路台帳の生産なんかやってると、どの図面をどこに合わせて入力するとか、どっちの図面が新しいとかを実際に画像を開いていって見る必要があります。
複数の図面を同じ色一色で開いていると、もう訳がわからんようになるのでという事で開発。
このツールはコマンドラインでファイル名、色番号指定が可能
(つまり他のアプリに組み込み可能)
※この画像の場合、紫を優先させるとかが一発でわかる
※白い旧の道路が拡幅されて紺色と緑色の現状に合わすと言った判断がサッとできる
(もし白一色しか表示できなくて判断しなきゃいけない事を考えるとゾっとする)
道路台帳入力や複数のラスターを重ね合わせる作業などに重宝すると思います。
システム化して(例えば固有のチェックボックスを配置したり)応用化するとそこいらのGISソフト以上に効力を発揮し、「道路台帳?かかってきなさい」という感じになれます。
拡張DMフォーマット変換対応でシステム改良しました。 ― 2010年09月05日 07時14分48秒
以前から微妙に対応はしてたのですが、詰めが甘い所があったので
国土地理院の拡張DMフォーマット対応にしました。
マイクロステーション(V7,V8)から作成するものです。
ずっと前から
DMフォーマット自体がどうも統一取れていない気がしてて現状はどうなんでしょうか?DMProが標準と思っている業者は少なくないかと思います。
例えば電柱の方向線とか標高点の属性値の入れる場所とか、等高線のところとか。
とりあえず私の所では苦労しましたが、柔軟にオプション対応としました。
今回の改良の目玉(?)は旧のDMフォーマットと拡張DMフォーマットを選択できるところです。オプションボタン対応。
また要素レコードの取得年月日は、MSLINKから取得できるようにしました。
(例)905 → 0905 → 9月5日という意味。
これで要素1つ1つに属性が付与できる。
ラスター正規化を促進させるツール ― 2010年08月15日 10時06分52秒
レジストアクセラレータと言いまして、数年前に即席版を開発して当社で使ってもらってましたが社員たちからの「強くて熱く、大げさ」な要望により完全版として改良しましたので関係者の方、使ってみて下さい。
(このせいで私のお盆休みはふっとんでる事をきっと奴らはわかってない)
アナログ図面などをスキャニングしてMicroStationでマップデジするときにはデカルト(Descartes)を使って正規化します。
いわゆるHMRファイル座標付きのラスター画像を作成します。このデカルトが機能そのものは素晴らしいのですが結構操作系が厄介でした。
これは最低限の操作だけに限定して後は機械的処理で行うものです。
これは最低限の操作だけに限定して後は機械的処理で行うものです。
何百面のものスキャニング画像にたいしても一括で
・ベクトル図郭の4隅の座標点を自動でデータベースに登録。
・図面番号毎にファイル入出力コマンドをボタン1つで実施可能。
・RGR(レジストリ)ファイルの自動生成。
・リサンプリングの自動実行(HMR作成)
要は基本的にオペレータが行うのはラスター画像の4隅をクリックするだけで後は半自動。
無人状態で正規化ラスター(HMR)が作成され、オペレータはPCの前で待っている必要がありません。
・図面番号毎にファイル入出力コマンドをボタン1つで実施可能。
・RGR(レジストリ)ファイルの自動生成。
・リサンプリングの自動実行(HMR作成)
要は基本的にオペレータが行うのはラスター画像の4隅をクリックするだけで後は半自動。
無人状態で正規化ラスター(HMR)が作成され、オペレータはPCの前で待っている必要がありません。
何日もかかってたスキャニング画像の正規化作業が即日でできる破壊力!
GIS系のツール開発 ― 2010年07月22日 04時56分07秒
MicroStationでの開発イメージですが、PowerDraft用の事で最近よく問い合わせがあるので書きます。
BentleyのMicroStationは非常に強力はソリューションですが、全てをマイクロステーションの中で開発するのもいいですが、当社ではなるべく要素とのコンタクトだけに限定しています。
アプリケーションの各となる部分(例えばデータベースへのアクセスなど)はDLL側にやらせています。
しかしこれがPowerDraftになってくるとDLLへのアクセスが遮断されてしまいます。
(PowerMap、BentleyViewもダメらしい)
どちらが安くつくかは内容次第ですが、DLL側で作り込んでいるとマイクロステーション以外の他のソリューションでも少しの改良で利用できる可能性があります。
PowerDraft系のアプリケーションもいいですが、是非とも通常のマイクロステーション用のアプリケーションの採用もご検討ください。(高いからと言わずに)
ネイティブアコンパイラで開発した資産はWindowsの世界ではゴマンとありますのでこれを利用しないのはナンセンスです。
また64bit系の方への移植も意向しやすいのではないかと考えています。
なぜBentleyさんはPowerDraftでのアクセスを遮断しているのでしょうか?
逆に何でもできてしまうからかもしれませんが、Windowsアプリケーションである以上、せめてDLLへのアクセスは許可してもらいたいものです。
シェープファイル属性表示ツール ― 2010年07月20日 15時17分24秒
以前からサイトにはアップしてたのですが、最近は問い合わせが多いので再度紹介します。
MSLINK番号を要素に付加させておいてその情報をダイアログウィンドウに表示させるためのものです。
情報はデータベース(Access2000 MDB)に保存されているものを表示します。
面倒なODBC設定は必要なし。
シェープファイル(shape file)のdbfもmdbに取り込むかリンクを貼る事で表示できます。
これから先、増えるであろうシェープファイル関連の業務で強力な威力を発揮すると思います。
MicroStation用です。
キーボード操作重視型の家屋形状入力ツール ― 2010年06月01日 09時04分29秒
家屋データの寸法入力をする場合、寸法数値をキーボードで入力して方向を決定するときにマウスで指定・・・。
確かに悪くはないのですが、数が膨大になると、キーボード、マウス、キーボード、マウス・・・と切り替えが多くなってきます。
そこでキーボードだけで寸法付き要素を入力するためのツールを開発しました。
(というよりも技術者の要望で作らされた)
家屋形状の場合、ほとんどのものが直角入力なので格段にスピードアップが可能です。
MicroStationのアキュドローよりも強力かつ迅速です。
四則演算数値入力OK
直角スタートOK
自動的にポリゴン化OK
MicroStationではカーソルはキー入力コマンドの履歴呼び出しなどで既に使用されていたので大変苦労しました。
MicroStation V8 on 64bitで2800万点の等高線を読んでみた ― 2010年05月23日 22時47分25秒
マイクロステーションV8を使って某都市の等高線データをまるごと1デザインファイルにしてみました。
頂点を要素化するプログラムをMDLで作り上げてそれを読み込ませる仕様です
Windows XP(2GBメモリ)では次のような結果でした。
SiS(Informatix) → パンク(オーバーフロー?)
ArcGIS(ESRI) → ビジー状態で帰ってこない。
MicroStationV7 → そもそも32MB壁のあたりでフリーズ(撃沈)
とりあえず32ビットではパンクするので
64ビットのWindows7に4GBのメモリ搭載環境で実験。
(ちなみにSiS,ArcGISはインストーラの段階で跳ねられた)
ただMicroStationV8だけはインストール時にちょっとだけエラーが出たものの、無事に入りましたので実験。
V8ならではの32MBの壁を超えたdgnとなり250MBくらいに
なりました。
頂点数は等高線だけなのに約2800万頂点となりましたが無事に読み込みが成功。
描画速度はそれなりに重いようですが全く非現実的という訳ではなくそれらしくいけそうです。
恐るべしMicroStation V8!
頂点を要素化するプログラムをMDLで作り上げてそれを読み込ませる仕様です
Windows XP(2GBメモリ)では次のような結果でした。
SiS(Informatix) → パンク(オーバーフロー?)
ArcGIS(ESRI) → ビジー状態で帰ってこない。
MicroStationV7 → そもそも32MB壁のあたりでフリーズ(撃沈)
とりあえず32ビットではパンクするので
64ビットのWindows7に4GBのメモリ搭載環境で実験。
(ちなみにSiS,ArcGISはインストーラの段階で跳ねられた)
ただMicroStationV8だけはインストール時にちょっとだけエラーが出たものの、無事に入りましたので実験。
V8ならではの32MBの壁を超えたdgnとなり250MBくらいに
なりました。
頂点数は等高線だけなのに約2800万頂点となりましたが無事に読み込みが成功。
描画速度はそれなりに重いようですが全く非現実的という訳ではなくそれらしくいけそうです。
恐るべしMicroStation V8!
ジェイミーがV8に対応します ― 2010年03月22日 10時01分54秒
データベース属性の超簡単高速配置アプリケーションのジェイミーですがV8にも対応できそうです。
Microsoft Accessのデータベースの内容をMicroStationのDGNファイルへダブルクリックで配置するためのものですが、これまでV7(SE,J)までの対応でした。
農地筆や地番の配置など数十万筆レベルでもスムーズに管理配置。
現在、最終調整に入っておりV8での検索やジャンプ機能、関連ファイリング画像、配置作業者履歴なども継承する予定。
取り急ぎのお知らせでした。
Microsoft Accessのデータベースの内容をMicroStationのDGNファイルへダブルクリックで配置するためのものですが、これまでV7(SE,J)までの対応でした。
農地筆や地番の配置など数十万筆レベルでもスムーズに管理配置。
現在、最終調整に入っておりV8での検索やジャンプ機能、関連ファイリング画像、配置作業者履歴なども継承する予定。
取り急ぎのお知らせでした。
交差検査ツールが288倍以上速くなりました。 ― 2010年03月17日 11時45分39秒
当社の旧バージョンとの比較をすると288倍(時間理論値)高速になりました。
というか、単に以前のやつが超時間かかり過ぎてただけなのですがロジックの変更でここまで効果があるとは思っていませんでした。
具体的には以前は要素分を総当たりでかけてた(そりゃあかん)のですが現在はレンジを区切って要素を限定してその積み重ねで論理検査。
画像はポリゴン約3000個の図面で赤い四角形が
レンジ処理されていっている様子です。
最近では、一都市分の広大なエリアをまとめて交差検査という事がありますのでそれに対応するため実用改良しました。
たぶん他のGISアプリケーションや市販物に勝るとも劣らない!!
というか、単に以前のやつが超時間かかり過ぎてただけなのですがロジックの変更でここまで効果があるとは思っていませんでした。
具体的には以前は要素分を総当たりでかけてた(そりゃあかん)のですが現在はレンジを区切って要素を限定してその積み重ねで論理検査。
画像はポリゴン約3000個の図面で赤い四角形が
レンジ処理されていっている様子です。
最近では、一都市分の広大なエリアをまとめて交差検査という事がありますのでそれに対応するため実用改良しました。
たぶん他のGISアプリケーションや市販物に勝るとも劣らない!!
最近のコメント