WindowsとMacの両方で動くアプリ2011年06月12日 14時08分32秒

最近Delphiの最新版を使うようになったのでPrismの方を少し試してみました。
.NET Frameworkのアプリケーションはあまり好きじゃなかったのですがMacやLinuxでも互換のフレームワークがあったので、monoを試してみました。


mono自体はスペイン語で「猿」の意味らしい。
ただしMac側で実行したら「MonoChrome」と出てくる。どっちの意味が本当なのかわからない。猿なら英語のMonkeyとかにして欲しかった。

そういえば、以前の事務所のとなりのお好み焼き屋さんのおばちゃんが、ピカチューを見て「ポケモン」の事を「ポケットモンキーやろ?」とか言ってた事には超あせった事を思い出した。関係ないけど。


コンパイルしてモジュールをWindows側で実行すると以下のような形になりました。
Prismでコンパイル、ビルドをすると拡張子がWindowsの方はexe,Macの方ではappのモジュールが出来上がる。
Windows側でexeを実行すると以下のような形になりました。


Mac側でもappを実行すると次の以下のような形になりました。
形や動きは同じなんですがね・・・。惜しい。

このアプリケーションはSQLServerデータベースの外部サーバーにリモート接続してテーブルの内容を表示させたものですが、Mac側ではテーブルの中身は出てきませんでした(データの中身は社会保険料)のデータ。
フィールドヘッダーに文字化けも見受けられます。Mac側にWindowsフォントをインストールしたりするとボタンにある「実行」などは正常に映りましたが、まだ文字化けしてるところもあります。
非常に惜しいところまで行ってますが、WindowsでMacのアプリケーションを作成するという事が実現できています。
monoは一度インストールさえしてたら、エンドユーザー側にはわからんレベルで、特殊なものでなければ簡単に作れる気がしてきました。
最近のDelphiは凄い。