久々のNIGMAS(ニグマス)データ2009年03月22日 11時05分37秒

NIGMAS(ニグマス)NIF2の例
しばらくNIGMAS(ニグマス)を触ることはなかったのですが
クセがあることをすっかりと忘れてました。

NIGMASのNIF2フォーマットは今となっては歴史が古い部類にあたります。
私自身もFMR,PC-98のMS-DOS時代から約10年ほど使用しました。
当時は5インチフロッピーでガチャガチャと・・・あぁ懐かしい。

そのNIF2の中のクセ(?)ともとれるデータ登録の方法ですが
「1要素の中で異なるラインタイプに設定する」というやつです。
その昔、デジタイザー付属のパックボタンのGとか押したら
この単線変更の現象になる。

弊社でMicroStation用に開発した変換システムは1要素は1設定値
だったのでそのまま使ったところ、ラインタイプが統一されてしまいました。

NIF2の場合、1 = 始点 2=次点 2= 経過点・・・・。と続いていくのですが

1 10 301 180 XXXXX.XXX -XXXXXX.XXX
2 10 301 180 XXXXX.XXX -XXXXXX.XXX
2 10 301 180 XXXXX.XXX -XXXXXX.XXX
2 10 301 181 XXXXX.XXX -XXXXXX.XXX

上記で言うところの181というのが該当する箇所です。
(次点、次点、次点・・・と続いてるのにラインタイプだけ異なる)

これは例えば、1ポリゴンで図郭線上の家屋の線の部分だけど
異なるラインタイプにするというものです。
なんとややこしい。世の変換システムは既にクリアしている
内容かも知れませんが。

とりあえず弊社の変換システムは2要素に分けて分割登録するように
システム改良しましたので安心ですが、
MicroStationのDGNに登録する際に要素分割させて、頂点取得、ラインタイプ変更・・・。ちょっと大変でした。

他社さんとかは大丈夫なのでしょうか?下手すればデータ属性が
欠け落ちることになるので注意が必要です。

道路台帳編集や地形など、まだ数多くNIF2のデータは存在するので
これらのお仕事は総括して是非とも当社へ!(とさりげなく営業)