ゼンリンの住宅地図情報を表示するシステム2009年03月10日 11時53分43秒

システムを使ってMicroStation上にzmapを表示したところ
最近ゼンリンのzmapを表示するシステム開発をしましたので
ちょっとだけ紹介します。

SISなどでもできるのですがあえてMicroStation+MDBで。
システムといっても住宅地図のラスター画像を背景にしたり
するだけなのですが、座標情報などは別途MDBに登録。

カスタムフォームウィンドウをクリックするだけで目的の場所まで
ジャンプさせるという過去にも似たようなものを作ったことがあるやつです。
今回、大きく変わったのはMicroStationのDLLにダイレクトにアクセス
しています。
従ってマウスホイールによる拡大縮小などがハイパフォーマンスで
体感できます。

メインシステムというよりは何かの処理のあとの、サブフォロー的な
使い方がしっくりくるタイプです。
たとえば、異動判読処理結果の補足情報追加
(もちろんDBの更新が画面上で可能)や
何かのエラー処理による、調査作業などで効力を発揮すると思います。

ずっと前にデモをさせて頂いたときに、ある人は「驚愕!」と
言ってました。ちょっと大げさと思いましたが。

久々のNIGMAS(ニグマス)データ2009年03月22日 11時05分37秒

NIGMAS(ニグマス)NIF2の例
しばらくNIGMAS(ニグマス)を触ることはなかったのですが
クセがあることをすっかりと忘れてました。

NIGMASのNIF2フォーマットは今となっては歴史が古い部類にあたります。
私自身もFMR,PC-98のMS-DOS時代から約10年ほど使用しました。
当時は5インチフロッピーでガチャガチャと・・・あぁ懐かしい。

そのNIF2の中のクセ(?)ともとれるデータ登録の方法ですが
「1要素の中で異なるラインタイプに設定する」というやつです。
その昔、デジタイザー付属のパックボタンのGとか押したら
この単線変更の現象になる。

弊社でMicroStation用に開発した変換システムは1要素は1設定値
だったのでそのまま使ったところ、ラインタイプが統一されてしまいました。

NIF2の場合、1 = 始点 2=次点 2= 経過点・・・・。と続いていくのですが

1 10 301 180 XXXXX.XXX -XXXXXX.XXX
2 10 301 180 XXXXX.XXX -XXXXXX.XXX
2 10 301 180 XXXXX.XXX -XXXXXX.XXX
2 10 301 181 XXXXX.XXX -XXXXXX.XXX

上記で言うところの181というのが該当する箇所です。
(次点、次点、次点・・・と続いてるのにラインタイプだけ異なる)

これは例えば、1ポリゴンで図郭線上の家屋の線の部分だけど
異なるラインタイプにするというものです。
なんとややこしい。世の変換システムは既にクリアしている
内容かも知れませんが。

とりあえず弊社の変換システムは2要素に分けて分割登録するように
システム改良しましたので安心ですが、
MicroStationのDGNに登録する際に要素分割させて、頂点取得、ラインタイプ変更・・・。ちょっと大変でした。

他社さんとかは大丈夫なのでしょうか?下手すればデータ属性が
欠け落ちることになるので注意が必要です。

道路台帳編集や地形など、まだ数多くNIF2のデータは存在するので
これらのお仕事は総括して是非とも当社へ!(とさりげなく営業)

にせもの城(偽物城)に行きました。2009年03月25日 20時26分28秒

安価で購入できるスーツやさん
ここは深セン、羅胡区にある有名な通称「にせもの城(偽物城)」です。
とっても安価で良い物が手に入るとのことで行ってきました。

とりあえず、
スーツを2着オーダーメイド。
日本では価格はピンキリであり
「39000円から作れる
オーダーメイドスーツ」
というのを日本のサイトで
見つけましたが、
J-CASTニュースの調べによると、麻生総理大臣が作るものは1着約30万円だそうです。

私はこの偽物城では1着750元(約1万円)で購入しました。
まずは布を選んで・・・寸法測定・・・希望スタイルとか一応普通でした。
完成は1週間後くらい。

ああいうところで働いている人たちは、とっても英語が上手。
やはり買い物客相手に交渉するという、実践で身に付けた言葉は
「う~ん・・。一体これの何が偽物なのか?」と関心するくらい
エライものです。
実際にはモノの質はとてもよく、業者の人たちが
纏め買いしたりしています。

では、何がニセモノなのか?色々と見て回ってると、電化製品は
凄い。iPhoneやiPod Touchのニセモノがありました(゚◇゚;)
ただ何となく、あのApple社のリンゴのカジられたロゴは
カジられ度がちょっと大きいような・・・気のせいかも知れない。

これらのiPodにはメモリカードが抜き差しできて(本物より凄い)
安価に購入できる。
せっかくだから、実際に店員に言って触らせてもらって動作検証。
ということでミニレポート。

・言語選択では日本語がなかった。(英語とかマレーシア語とかはある)
・スクロールなどのレスポンスがちょっと遅いような感じがした。気のせいかもしれないが。
・300元(4000円)~500元(6600円)で購入可能。

他にもNintendo DSのマジコン(TTやR4)などメモリカード付きで
130元(1700円)くらいで買えるし。
「いいのか?これって」みたいなのが沢山あります。

機会あれば是非行ってみてください。

ロサンゼルスの友人の実家にて2009年03月26日 16時22分45秒

友人のご自宅にて
カリフォルニア州ロサンゼルスに在住の私の友人は
広州(深センからとても近い)
に実家があり、里帰りをするとの連絡が入ったので
会社から近いので久々に再会することになりました。

写真はご両親と一緒に撮影させて頂いたもの。
色々とご馳走していただいた上に、会社やご自宅、そして街中を
案内して頂きまして、お忙しいところ本当に感謝です。

今度彼らが来日したときは私が責任をもって
ご案内いたします。

広州の街の人は広東語、普通語、英語を話します。
外国人も結構いました。 多謝!(←広東語)

GoogleMapからDGNを操る技術2009年03月27日 00時41分34秒

GoogleMapをクリックしたらDGNの該当箇所を表示!
少し前にはGoogleEarthの
シンクロシステムを
作りましたが、今回は訳あって徹夜体制を含む開発で出来上がりました。

                       (↑:クリックで拡大表示)
このソフトウェア自体はMicroStationのMDLで
開発しているものですが、
MDLのフォームウィンドウの中にブラウザを埋め込んで、内部で
ウェブサーバーにアクセスさせ、GoogleMapをMDLで表示。

特にGoogleMapとMicroStationが連動していく様子は
当社の社員たちが絶賛しています。

MDLのGoogleMapではキーワードや住所など通常のブラウザと
同じように検索ができ、航空写真も表示できます。
また、GoogleMap上の当該箇所をクリックすると、DGN上のどこかを
示すことができるように開発しました。

この技術はウェブを上手に使った生産技術の1つだと思いますが
近い将来、ラスターをいちいち用意する必要がなくなるとか、
原稿図を作成する手間がかなり省略できるかもしれません。

ちょっと思いつくイメージでは、GoogleMapをマップデジのイメージで
クリックするとDGN要素として入力されていくというところまで
見えてきました。

何か世の中の役に立てればいいのですが・・・。
そのうちホームページでも紹介したいと思いますが
デモが必要ならお伺いしますので、希望があれば是非ご連絡ください。