MicroStationとGoogleMapの夢のシンクロツール!2011年10月20日 21時08分16秒

以前から似たようなのはあったのですが、この度めでたくパッケージ化販売する事になりましたので、弊社ページに載せる前にフライングで少しですがまじめに紹介します。
お客様のウケも最高に良いツールの1つです。

これでもか!」っていうくらい費用対効果のバツグンに高いシステムですので、是非導入をご検討ください。必ず経費をコストダウンできます。
MicroStationV7(95,SE,J)とMicroStation V8 MDL対応で99,800円(税込み)です。
(残念ながらPowerDraft,PowerMapには対応していませんが)

1)MicroStationのビューをクリックしたらGoogleMapが連動します。
  GoogleMapをクリックしたらMicroStationのビューが連動します。
  Googleのジオコーディング機能による住所入力による位置特定が可能。
      MicrostationやGoogleのクリックした場所の住所を表示可能。

2)その場所の航空写真が見れます。簡易的な意味でオルソ写真の代わりになるかも。

3)その場所のストリートビューが見れます。現場行く手間が大幅に省けるかも。
 ちょっとした微笑ましいオマケ機能として、2次元上の指定ポイントが
   ストリートビューの3次元パノラマ部分の該当箇所に写っている!
これ!って書いてる矢印の先の所です)スゲェ。(ハリソン風に)

4)その場所の国土地理院の電子国土基本図(1/25000)ウォっちずが見れます。
 DM編集とかに役に立つかも。

5)その場所のMapFan(Web)が見れます。情報探しに良いかも。
  広告映ってしまうけど。

6)その場所のMAPPLE(ちず丸)が見れます。MapFanにない情報があるかも。
  これも広告映ってしまうけど。

7)その場所のYahoo地図が見れます。航空写真はパスコさんのが表示される。
 Googleの衛生写真に比べて新しくてキレイかも。これも広告映りますが。


日本測地系、世界測地系に対応。TKY2JGD.PARのパラメータファイルの読み込みをする高精度機能。都市計画作業に。地番図編集に。地目照合に。評価替えの画地計測に。路線図編集に。現地調査に。経年変化修正に。家屋調査に。構造物名称特定に。防災マップに。地形編集に。道路台帳に。河川台帳に。上下水道施設設計に。住居表示に。社員教育に。

あなたの作業の全ての手助けをしてくれるこのシステムの導入を是非ご検討ください。
お呼び頂ければデモンストレーションをさせて頂きます。

ポリゴンの自動修正ツール2011年03月25日 15時05分07秒

地形図等を利用していると以下のように、見るに耐えない、きちんとオン処理されていない汚い図形にたくさん出くわしますので、また社内用として開発させられました。
        (↓↓誰や!過去にこんな成果で納めたやつは!↓↓)

一括の自動処理できちんとオン処理されたポリゴンを生成します。

汚い図形が1個存在してたら大抵、その地域の図形は同じオペレータや会社によって入力されている可能性が高いので多い所では数千個〜数万個の建物図形が存在しますのでそれをいちいち手作業でやるのは大変という所から生まれたツールです。
他に応用的な使い道があれば良いのですが・・・。

GoogleMapとMicroStationの連動アプリ2011年01月29日 15時48分01秒

また社員たちに開発させられました。

マイクロステーションとGoogleMapを連動させるツールです。
※動きを確認させる動画のため、ファイルサイズを抑えるために画質をあえて落としてます

要素をクリックする事でGoogleMapが連動して表示されるのが わかります
航空写真などでも表示できるので、使い方によってはものすごい威力を発揮するかと思います。
このアプリケーションはMDL(C言語)とDelphi(Pascal)とJavaScriptとHTMLの4つの言語を組み合わせて開発したので大変苦労しました




このブログ画面からオーバーしててすみません

旗揚げツール2010年10月28日 17時41分51秒

また社員たちに開発させられました。

君らは困った時しか私のところに来ないのか?

以前にも下水の作業とかで生産スピードが間に合わないとかで
似たようなのを作らされましたが、今回は道路台帳用として



仕様としてはシンプルなもので、引出線(旗揚げ線)は
3点入力で2点目の角度が鋭角にならないように、
文字列は左下原点書き出しで自動的に垂直配置するもの。
本来なら文字列とラインを慎重に別々に2回に分けて
入力する必要がありますが、これで一発配置

MicroStation専用入力メニュー22010年10月25日 16時31分26秒

アクティブメニュー2と言いましてこれまでMDLの中だけで
作ってきましたがコントロールを今の時代にあったものに合わせ一新しました。
エクセルで記述できるこのメニューは旧バージョンでもおなじみのものです。


※MicroStation上でダブルクリックする事で目的の設定値が一瞬でセット。

特徴として次のような事ができます。

・メニューウィンドウの大きさを変更可能
・レポートリスト表示(画層、色など、要素タイプ)が可能
・各行のバックカラー、フォントカラーを指定可能
・項目名の幅を任意に調整可能
クイック検索(キーワード検索)が可能
アイコン表示、リスト表示
・リロード簡易化

※BMPを作る事でアイコン表示も可能。初心者や外国人にもわかり易い!

このメニューがあれば基本的な事は何でも間に合います。
正規表現などによるキーワード検索も可能。

※実際にはサイズ変更やカテゴリとアイテムの割合など自由自在。

地形図入力などでは項目数が700種類以上あるのでそのレイヤーとして登録するのは普通なら非常に難しいですがこれで解決される部分は多いと思います。

開発は結構しんどかったです。

参照ファイル表示切り替えツールを開発しました。2010年10月13日 15時50分36秒

ラスターデータとかベクトルデータ関係なしにオンオフが切り替えできるものを作りました。

内部で

これは凄い!

と絶賛のものです。


参照されているラスターをカテゴリ(上のウィンドウ)に種類別に分ける事ができて、
チェックのオンオフごとにアイテム(下のウィンドウ)に表示、非表示ができます。

またカテゴリごとにまとめてオンオフができます。
例えば画像で言えば「オルソH18」を全てオフとか。

今まではイメージマネージャとか参照ファイルウィンドウとかであちこち操作してましたがこれで一括管理。
またスペースキーを押す事でオンオフが、パラパラ漫画のように切り替えできます。

近年の入力作業に必須な色んな資料の参照に強くなるためのものです。

ラスター画像を色付きで透過させるツール開発2010年10月04日 11時38分27秒

ベクトルデータでなくて、ラスター画像を参照する事がここ最近多くなってきました。
道路台帳の生産なんかやってると、どの図面をどこに合わせて入力するとか、どっちの図面が新しいとかを実際に画像を開いていって見る必要があります。
複数の図面を同じ色一色で開いていると、もう訳がわからんようになるのでという事で開発。

このツールはコマンドラインでファイル名、色番号指定が可能
(つまり他のアプリに組み込み可能)
この画像の場合、紫を優先させるとかが一発でわかる

※白い旧の道路が拡幅されて紺色と緑色の現状に合わすと言った判断がサッとできる
(もし白一色しか表示できなくて判断しなきゃいけない事を考えるとゾっとする)

道路台帳入力や複数のラスターを重ね合わせる作業などに重宝すると思います。
システム化して(例えば固有のチェックボックスを配置したり)応用化するとそこいらのGISソフト以上に効力を発揮し、「道路台帳?かかってきなさい」という感じになれます。

拡張DMフォーマット変換対応でシステム改良しました。2010年09月05日 07時14分48秒

以前から微妙に対応はしてたのですが、詰めが甘い所があったので
国土地理院の拡張DMフォーマット対応にしました。
マイクロステーション(V7,V8)から作成するものです。


ずっと前から
DMフォーマット自体がどうも統一取れていない気がしてて現状はどうなんでしょうか?DMProが標準と思っている業者は少なくないかと思います。
例えば電柱の方向線とか標高点の属性値の入れる場所とか、等高線のところとか。
とりあえず私の所では苦労しましたが、柔軟にオプション対応としました。


今回の改良の目玉(?)は旧のDMフォーマットと拡張DMフォーマットを選択できるところです。オプションボタン対応。
また要素レコードの取得年月日は、MSLINKから取得できるようにしました。
(例)905 → 0905 → 9月5日という意味。
これで要素1つ1つに属性が付与できる。

ラスター正規化を促進させるツール2010年08月15日 10時06分52秒

レジストアクセラレータと言いまして、数年前に即席版を開発して当社で使ってもらってましたが社員たちからの強くて熱く、大げさ」な要望により完全版として改良しましたので関係者の方、使ってみて下さい。
(このせいで私のお盆休みはふっとんでる事をきっと奴らはわかってない)


アナログ図面などをスキャニングしてMicroStationでマップデジするときにはデカルト(Descartes)を使って正規化します。
いわゆるHMRファイル座標付きのラスター画像を作成します。このデカルトが機能そのものは素晴らしいのですが結構操作系が厄介でした。
これは最低限の操作だけに限定して後は機械的処理で行うものです。


何百面のものスキャニング画像にたいしても一括

・ベクトル図郭の4隅の座標点を自動でデータベースに登録。
・図面番号毎にファイル入出力コマンドをボタン1つで実施可能。
・RGR(レジストリ)ファイルの自動生成。
・リサンプリングの自動実行(HMR作成)

要は基本的にオペレータが行うのはラスター画像の4隅をクリックするだけで後は半自動。
無人状態で正規化ラスター(HMR)が作成され、オペレータはPCの前で待っている必要がありません。

何日もかかってたスキャニング画像の正規化作業が即日でできる破壊力!

GIS系のツール開発2010年07月22日 04時56分07秒

MicroStationでの開発イメージですが、PowerDraft用の事で最近よく問い合わせがあるので書きます。
BentleyのMicroStationは非常に強力はソリューションですが、全てをマイクロステーションの中で開発するのもいいですが、当社ではなるべく要素とのコンタクトだけに限定しています。
アプリケーションの各となる部分(例えばデータベースへのアクセスなど)はDLL側にやらせています。


しかしこれがPowerDraftになってくるとDLLへのアクセスが遮断されてしまいます。
(PowerMap、BentleyViewもダメらしい)


どちらが安くつくかは内容次第ですが、DLL側で作り込んでいるとマイクロステーション以外の他のソリューションでも少しの改良で利用できる可能性があります。
PowerDraft系のアプリケーションもいいですが、是非とも通常のマイクロステーション用のアプリケーションの採用もご検討ください。(高いからと言わずに)

ネイティブアコンパイラで開発した資産はWindowsの世界ではゴマンとありますのでこれを利用しないのはナンセンスです。
また64bit系の方への移植も意向しやすいのではないかと考えています。

なぜBentleyさんはPowerDraftでのアクセスを遮断しているのでしょうか?
逆に何でもできてしまうからかもしれませんが、Windowsアプリケーションである以上、せめてDLLへのアクセスは許可してもらいたいものです。