ヘッドフォン修理 ― 2013年10月05日 09時28分16秒
最近、「自分はいったい何屋さん?」と思うくらいですが、ヘッドフォンの修理の依頼がありました。どうやらポケットに入れたまま洗濯機で洗濯したらしい。
※中が断線してて配線
むき出し状態。またスピーカー部分が割れて開いている。
という事で一通りの道具がありましたので準備しました。
半田ごて、半田、アロンアルファ、はさみ、ニッパー等。
※なぜかほぼ道具が即座に揃う生活環境。
断線部分はニッパーとはさみでプラスマイナスを分け込みます。中に繊維の糸上のものがあるけどこれは気にせずクルクル巻きにして2分化。
※線を分配したところ。
半田ごてでヘッドフォン部分に配線を接着。その昔、AMDのCPU(確かK6?)を半田ごてで一部をショートさせたらクロック数が倍増するというのをやった事を思い出しました。
ちなみにそのCPUクロック倍増計画の時には半田ごて失敗して人差し指を火傷した。
「ぅあっつ(熱)ぅ!」とか言いながら。
あの頃は起こすアクション全てが命がけやったなぁ。
スピーカー部分のフタを接着する前にiPhoneで正常に音が聞こえるかテストしてからアロンアルファで接着。
※排除した断線部分
案外少量の切断で済んだようです。
※切断した分だけ片方が短くなってしまっている。許容範囲かなという事で仕方ない。
ちょっとアンチグレアっぽい袋に入れるといかにも修理屋さんが修理したように見える。修理時間は約20分。
たかがヘッドフォンと言われそうですが、ハードウェア、ソフトウェアに関係なくモノ造りをする人たちの心はお金の大小ではなく、その気持ちの中には生き返る事の喜びがあるに違いない。
そう考えると新しいモノ造りの時にも古き良き時代の技術をうまく取り入れられるはずです。今回は何となく新品を購入した時よりも大切にしたい気分になりました。
自分も歳かな?
とりあえず復活してよかった。完成。
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