ロータスノーツのDBアプリをSQLServer+ISAPIに移植2013年07月27日 09時50分21秒

その昔、一世を風靡(ふうび)した文書型データベースのロータスノーツ(LotusNotes)ですが以外と当時のアプリケーションがそのままだったりします。
先日、私が中国滞在中にこちらの技術者から別件(PostgreSQLについて) で技術相談があったのですが、何故かノーツの事に結びつくようになりました。
それで、今回は移植をする事になりましたので備忘録を兼ねて以下に記します。


目的は今の時代に相当たSQLServer+IIS(ISAPI)で構成してスマホ等で内容を見れるようにするための移植作業。ノーツを使っているときにはまさか現在のようなスマホやタブレットで気軽にユーザーがデータを見れる時代が来るとは夢にも思いませんでした。

まずはノーツを起動してビュー上からデータの書き出しをする。
このとき、ビューの「表示上の列幅」が採用されるので、適度は列幅に設定しておく必要があります。
(実際のデータが200文字くらいあるのに100の列幅にしてるとそこで切られる)
ファイルの種類はLotus123とTabularテキストが選択できるが、Tabularで出力。
テキストファイルに無事に書き出されたら、次はPerlでそれを加工してCSV形式にする。

次にSQLServerですが、SQLServerは2008のExpressをローカルに用意しました。
最近は専用サーバーに色んなシステムを導入しているので、IISに認識させるときはIISの再起動が必要になりますので、そのときに外部からアクセスがあったときにNotFoundにならないように。
SQLServerも同じバージョンでも何個か種類があるから注意が必要です。
今回はSQL Management Studioと一緒になっているパッケージ版の
「Microsoft SQLServer 2008 Express with Tools」を採用。
別々にインストールしようとすると結構難しいみたいです。
ちなみにSQLEXPRWT_x64_JPN.exeを今回は使いました。

とりあえずその後はVisualStudio.NET等を使ってクライアントアプリケーションを作りスマホ用サイト作成なのですがこの辺りは最近よくやるので心配ない。
(またいつか詳細はアップします)