被災地レポート2011年11月04日 22時27分33秒

仙台の事務所から買い物ついでに被災地に連れて行ってもらいました。
(仙台の事務所って?また後日お知らせします)

仙台の海岸沿いの辺りは瓦礫(ガレキ)が整理されつつありますが、
まだまだテレビやマスコミが伝える以上に、生々しいものです。あんまりリアルな表現は公共電波の上では言えないのでしょう。

現地の人の話を聞いたのですが、屋根の上に避難してたら、2階部分が波にエグられて仙台駅まで流されたとか言ってるし、
高速道路の上の高架部に登りついだから助かった 話があるくらい凄まじい、勢いの津波だったそうです。
その翌日は、電線や樹木にたくさんの遺体がひっかかってたりしてて
地獄絵図のそのものだと言ってました。

以下、被災地を目の当たりにしてたら、ふと自分の頭と心の中にG線上のアリアが聴こえてきてとても悲しい気持ちになりました。

道路は通れるようになっていますが、宅地部分は完全に家屋がなくなっています。
辺り一面、更地のように数キロ先までが見える。

ここはセブンイレブンだったそうです。下に微かに残ってるレンガで想像ができます。


ガソリンスタンドはめちゃめちゃに破壊されています。凄まじさがわかる。


形状として残っている工場は壁がエグられてます。


学校には、被災にあったバイクが寄せ集められて置き場にされています。
どっかのスタジアムには遺体が寄せ集められているとか聞きました。

車も置く場所がないので、ところどころに寄せ集められています。


絶句。


たむけられた花。きっと被災された方にだと思います。



手を合わせてきました。
被災地や被災者のために何ができるか良く考えてみます。

本当に一日も早い復興ができるように心より応援しています。

宮城県の仙台に事務所が出来ました。2011年11月12日 18時40分24秒

がんばろう東北!という事で、当社でも東日本大震災の被災者のために何か復興支援ができないかと考えてましたので、実はインパクトの水柿社長と一緒に仙台事務所を設立する事になりました。普段は良い意味での競争ですが、今回は共存という事で。

被災されておられるこちらの人々に、我々の仕事を手伝ってもらう事で、
例え少しの力だとしても、東北の力になりたい・・・というのが目的です。
なので、こちらの事務所の従業員は全員被災者です。


場所は仙台市青葉区という所で仙台駅から地下鉄ですぐの北四番丁駅付近。
目の前にはONWARD(オンワード)と日本生命(ニッセイ)のビルがあります。


大通りに面してる街中にあります。


事務所のドアには両社(インパクトさんとつかさ)の名前がプレートで示してあります。




事務所内の様子。

光ファイバーがまだないので、仕方なくUQ WiMAX(写真の中で赤いやつ)で
インターネット接続をしています。
(ルーティングさせるのに実は結構、苦労しました(+o+))

当然ながら、お金がないのでデスクや椅子、パソコンや機材関係は
余ってるものを私の会社から運び込むという仰天プラン。

大阪から仙台まで乗り捨てレンタカーを利用して、徹夜で12時間半かけてその距離およそ950kmを
社長2人でずっとしゃべりながら長距離ドライビング。かなり長い時間を走った気分だったので、何かもう一昔前の事のように感じます。

道中、さっそく私が道間違えてしまってすみませんでした。
でもレンタカーにはナビなかったし、あれは阪神高速がややこしい!


阿部さん、中国人の王さん、水柿さんです。撮影したとき何か話してました。


私と八十嶋さん、水柿さん。
このときはデスク組み立てがかなり難航してたから
写真は皆、ちょっと疲れてるようにも見えます。

色々と苦労も多いですが、あくまでも復興のため。
私たちの出来る事を頑張っています。

お仕事の相談はもちろんの事、お近くにこられる場合は、是非お声をおかけください。