進捗管理ツールと要素カウントツール2019年12月30日 13時29分39秒

毎年、色々とデータ整備と生産業務をご発注頂いているのですが、昨年度は進捗管理の方で少しトラブルがあり、お客様にご迷惑をおかけしたことがありました。
同じ失敗をしないように今年度は進捗管理を厳密に行うために透明性を有効にするツールの開発をいたしました。

※例えば赤枠で囲っている部分は100%を超えている(目標達成している)ことがわかる。指定分毎に自動更新も可能。(クリックで拡大)

内容としては、作業完了後に入力した件数をデータベースのテーブル(内部サーバー、外部サーバーの両方に対応可能)に書き込んでいくのですが、週間目標を設定して、その目標に対して何パーセント達成しているのかをリアルタイムに把握することができます。各種作業者はシンプルに記録していくだけで管理者にわかるようになっており、「誰がどのくらい入力している」というのも明確。

また、実際に作業データを件数を把握するときには、CADやGISなどのデフォルト機能で条件をしぼって計上していく・・・という手段を行っておりましたが、もっと簡単に素早くにシンプルに計上するツールも開発いたしました。

※このサンプルはMicroStationV7用ですが、今後は色々なものに対応予定。(クリックで拡大)

件数をデータベースに記録するためには、件数を数える必要があるのですが、作業者にとっても情報取得が面倒であっては困ります。
しかし、このツールを使えば、数千〜数万という図形要素数であっても0.5秒以内でカウントをはじき出します。
(余談ですが作業者の中には「入力は済んでいるんですが、進捗データとして入力はまだやっていない」とか言う奴がいますが、これを使えば変な言い訳はできなくなる)

さらなる進化を遂げるために作業中の透明性という部分でも満足していただけるように取り組んでいます。