LED電子看板の復活作業2013年08月03日 11時15分53秒

お客さまである病院施設の拡張作業に伴い、先代の業者が置いて行かれたとされるLED電子看板を動かして欲しいと依頼がありました。
いわゆる「いらっしゃいませ」とか「○○サービス中」とかサラーっと流れるやつです。

※全長2〜3mはありそうなLED電子看板(光波製)

病院側いわく、あるのは看板本体とリモコンだけ。正常に動作するかどうかもわからないとの事でした。。。何と適当なと最初は思いましたが。
※最初はこのリモコンのみでどうやって稼働させれば良いのかと思いました。

メーカーに問合せして色々と調査していると看板との伝送のやりとりはSRAMカードでやりとりする事がわかりました。
SRAMはPCMCIAカードと同等の大きさですが少し細い。かなり一昔前 のハードウェアで媒体そのものは1万円に満たさない価格ですが、リーダーライターは10万円くらいします。


たまたまPCMCIAのスロットを持つWindowsPCがあったのでハードウェアドライバをインストールする事を試みる。何度かチャレンジするも認識せずあたふたしてましたが、「メモリテクノロジドライバ」としてOS付属ドライバをインストールすると認識!


無事に読み書きができるようになりました。
こういうのはみんな知ってたのか?とか一人でブツブツ。
※通常のメモリカードとしては認識しないが汎用メモリテクノロジドライバとして認識

看板本体は下の部分にポートがあるのを発見したのでそこにSRAMを差し込んで何とか認識しました。

文字列を編集するソフトウェアはメーカーから購入する必要があります。
(フォーマット教えてくださいと言ってもダメでした)

※映った!お客さまも見て確認されて感激してました!

流れる文字を設定するには1度に何文字表示が可能な看板なのかを調べる必要がある。
今回の場合は、縦表示で1行6文字。

実際にはここまで到達するのにも困っている人は多いのではないでしょうか。
一応コンサルティングサービスとしての仕事記録でした。

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