Debian Linuxを導入2012年11月03日 11時20分00秒

これまではWIBU-KEY(ワイブキー)サーバーにWindowsOSを使ってましたが、たったこれだけのためにWindowsライセンスはもったいない。
20年ほど前は1台のマシンとソフトライセンスがどれほど貴重なものかを今の若い人たちは知るよしもない(全く贅沢極まりない!)ので有効活用。
という事で古いマシンも余ってた事ですしLinuxを導入してWIBU-KEYのサーバーにしました。
もともとハードウェアを触るのはそんなに好きじゃない私ですが、ちょっと頑張りました。
(そういえば、20代の頃にあれこれパーツくっつけて配線触ってたらマザーボードから煙が出てきた超アセった事を思い出した^^)

※出た!ブラウン管ディスプレイ!キーボードもそれらしくレトロ。マウスも見た目怪しい。

この今はもう販売していないと思うブラウン管ディスプレイは電源入れて一応映るけど見にくくって仕方ないです。
でも今の時代は社内LANからリモートデスクトップ接続をしたら自分のデスクトップにLinuxを映し こめて作業できるのでとても快適。

レスポンスはメモリは最近1GB程度のものが1000円くらいで売ってるのでそれを追加補充したせいか、それらしくキビキビと動きます。

少なくとも私が良く使ってたSonyのNEWSというUNIX環境を思うと信じられないくらいのスピードです。また、その昔私がUNIXの勉強をするためにFreeBSDを導入。
その数年後くらいの頃にLinuxが流行し始めてあのときのディストリビューションはSlakwareというものでそれも色々と触り込んでました。
そのときのインストールのしやすさ、解りやすさなども、雲泥の差があります。


とりあえずはCコンパイラやsambaなどそれらしいものを入れこみ完了。TeraStationへのアクセスも日本語表示を含めて大丈夫。

食事のまかない食がなぜか美味しく感じるように、新しい命を吹き込んだコンピュータが動き出すと何か知らんけど仕事に対するモチベーションがあがります。

導入したLinuxはDebian 6 というディストリビューションで、リモートデスクトップを受け付けるアプリケーションはxrdpというもの。
これがインストールしてそのままの場合はキーボードマップが英語キーボードになるので日本語106キーボードに変更する以下に備忘録として書いておきます。

cd /etc/xrdp
sudo wget http://www.mail-archive.com/xrdp-devel@lists.sourceforge.net/msg00263/km-e0010411.ini
sudo chown xrdp:xrdp km-e0010411.ini
sudo chmod 644 km-e0010411.ini
sudo /etc/init.d/xrdp restart

たぶん、Ubuntu(ウブンツ)のディストリビューションでも同じなので動くはずです。
アリさんみたいとか従業員に言われましたが冬の繁忙期のための準備を着々と進めております。

ノード接続チェックの見直し改良をしてみた2012年11月13日 21時17分47秒

年々まっしになってますが昨年度も道路基盤図データ作業でエラい目に合いましたので
これまでも品質を保つために各種検査ツールなどはあったのですが量とスピードを考慮して時代に沿う 形を模索しています。


ノード接続とは、ネットワーク接続用のデータや路線、道路基盤データ、地番図用の筆ポリゴンを作るために必要な形成線同士の交点が一致しているかどうかを検査してその後の処理に応用するための手法の事です。ひと昔前はプロット出力とかしたり画面チェックでやってたりしたのですが、あまりにも時間がかかり過ぎたり漏れがあったりしたのでツール開発に踏み切るようになりました。しかし処理要素数が増えると遅くなったりしてたのでプログラミングのロジック見直しする事になりました。

○印部分の頂点が接続されていない事がわかる

これまでは使用メモリをセーブする事も考慮して開発してましたが最近はメモリ価格の下落もありアマゾンで1000円程度でDDR2の1GBが購入できます。さっそく入手し実装してハードウェアとソフトウェアのベストな融合作業を発案。

テストデータは2種類用意してテスト。
旧のロジック(2分探索法=バイナリサーチ)
新のロジック(ハッシュ法←よくメモリを食う)とで比較しました。

具体的な目的は接続されていない頂点にマーキングを出すというものでした。
改良結果を以下に示します。


ハッシュ法とは、hash=切り刻むという語源から来てるアルゴリズムでハヤシライス(hashed beef rice)とかでもネーミングされています。
(関係ないけど、そういえば私は20歳くらいまでハヤシライスはハヤシさんが発案したからついた名前だと本気で思ってた(-o-;)

その中でもPerl等の連想配列で使われているチェイン法は格納部に衝突が起こると劇的に遅くなる事からノード数に変動あると実装が難しいと言われるオープンアドレス法を採用(超大変でしたが)。効果は・・・それなりに出ているようです。

旧ロジックのテストではMicroStationSE(V7)を使いましたが105万点のデータでやったところ処理数が1/3くらい(約5分)の所で暴走しました。32MBの壁を超えたようです。
効果の所は13.5倍ですが、たぶん暴走せずに3/3までやりきった事を想定して時間計算すると×3倍として40倍速いスピードになると思われます。

体感速度があがる事で技術者の成果品質も上がる・・・と期待します。

金沢にきました。2012年11月30日 23時41分32秒

今回はお供という形ですが同行させて頂きました。
金沢は10月とか11月とかは毎年雨模様な天気が多いそうです。


サンダーバードに乗りました。
大阪駅から乗車したのですが、乗った瞬間は「空調が暑いな」という感じで不思議に思ってましたが北陸に向かうにつれて丁度良い空調の暖かさになっていました。
計算されているんでしょうか。やっぱり。

日帰りだったので帰りは0時を過ぎましたが、肌で緊張を感じれるとても勉強になる一日でした。ありがとうございました。